公務員 高い倫理観を 松山 人事院セミナーに80人
人事院は7日、愛媛県松山市で公務員倫理セミナーを開いた。慶応大の梅津光弘准教授が講演で「法令違反をしていないからオーケーとはいえない。日本では公序良俗や人間的な温かさといった、それ以上の倫理観が求められる」と訴えた。
国家公務員や地方自治体職員ら約80人が出席。
梅津氏は組織を挙げての価値観の浸透や徹底が最も即効性があるとし、トップや役職者が姿勢を示すほか、不正が起こりやすい手順の再設計や効果的な研修の実施が必要と述べた。
人事院の国家公務員倫理審査会事務局は、1990年代の過剰な接待などの不祥事を契機に定められた国家公務員倫理法を説明。出席者は、利害関係者の負担による飲食の禁止などに改めて理解を深めた。
公務員 高い倫理観を 松山 人事院セミナーに80人
人事院は7日、愛媛県松山市で公務員倫理セミナーを開いた。慶応大の梅津光弘准教授が講演で「法令違反をしていないからオーケーとはいえない。日本では公序良俗や人間的な温かさといった、それ以上の倫理観が求められる」と訴えた。
国家公務員や地方自治体職員ら約80人が出席。
梅津氏は組織を挙げての価値観の浸透や徹底が最も即効性があるとし、トップや役職者が姿勢を示すほか、不正が起こりやすい手順の再設計や効果的な研修の実施が必要と述べた。
人事院の国家公務員倫理審査会事務局は、1990年代の過剰な接待などの不祥事を契機に定められた国家公務員倫理法を説明。出席者は、利害関係者の負担による飲食の禁止などに改めて理解を深めた。